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肩こり 腰痛 関節痛「電磁反射療法」  リフレクソロジー  セルライト [肩こり・腰痛・リフレクソロジー]

ロージェ・ド・ラ・フューイ(La Fuye de,1951‐1956)は針鍼術のメカニズムを解明することに重要な意義を提示している。彼は鍼療法のメカニズムの研究において問題を二つに分けた。第一の問題は器官と神経皮膚の相互作用について、第二の問題は皮膚・神経器官の反応についてである。彼は器官・神経・皮膚の相互関係は胚形成の観点から十分に説明されると考えた。 皮膚と神経系は共に外胚葉から発生したものである。内部器官の神経系との連携・神経系を通した皮膚系との連携は、神経要素が成長する諸器官へ根をおろすことにより確保される。神経支配および諸器官との関係は主に神経節の種類によって形成され、身体器官の発達の度合いに応じてかなり複雑化していく。これは形成された結びつきを分断するものではないが、器官への神経支配経路をいわば『暗号化』してしまう。そして成長と発達に応じて、『接触点』からなるこの支配関係は『相互連関ライン』を組織していく。このラインは器官の相互関係や血管・リンパ管とその神経叢の発達に依存するものである。つまり発達とともに神経叢が、神経節や神経節の分布支配を形成していくことによりラインが形成されるのである。フューイによると、神経組織および神経・脈管組織を経由する内部器官と人体の上皮の相互連関経路(『生命ライン』)は、古代中国の治療師たちにより驚くべき精巧さをもって見いだされたものであり、それを基に鍼療法(針灸療法)が体系化されたのである。 内部器官から発生する活動電位としての神経インパルスは、神経線維の機能的組成とコロイド構造を変化させながら末梢へ影響を及ぼす。神経インパルスはそれ自体、直接末梢に影響を与える他、脈管壁の電位や誘導体としての血液・リンパ液を経由して伝達される。 つまりこの電気エネルギーの流れは、生理的状態および相応の皮膚領域に大きな影響を与える。フューイの考えによると、このことは『生命エネルギー』に基づき理解する必要がある。『生命エネルギー』とは中国で起こった考えであり、その影響力は鍼療法の基本的作用としての地位を得ているものである。
 フューイは、相反するパルスを頻繁に発生し導く自律神経系(交感神経および副交感神経)が身体組織に2系統存在することが、2つのエネルギー形態『陰』と『陽』についての学説を説明しているという。これらのエネルギーは、『循環組織』を発生源とする陽極・陰極電位として、特に皮膚上に現れると彼は考える。加えて強調されていることは、皮膚内部における電気イオンの運動として、主として表皮から内部へ、マイナスに帯電した表皮からプラスに帯電した深層へと向かうことである。フューイは針鍼術のメカニズムに従って皮膚・神経・器官の関係について研究を進める中で、皮下に挿入された針は、豊富に神経が張り巡らされているたくさんの毛細血管を破壊すると述べている。これにより刺激が呼び起こされ、身体器官のストレス反応を抑制する。そして破壊された細胞繊維の分解による生成物は刺激継続時間を延長させる。また一定の痛みを伴うこの外部からの働きかけは、針鍼術の無痛覚化作用を説明している。2つの感覚が同時に現れた場合、より強い感覚(針の挿入)が弱い感覚(反射的、皮膚痛覚過敏症)を鎮静するからである。 鍼療法が及ぼす患者の身体器官の状態への影響(身体器官はこの治療法に敏感である)の度合いは、末梢から一定の経路に沿って対応する身体器官へと流れるパルス電流によって定義される。またその影響として、弱刺激の作用法則に従い一定の神経節およびそれと結びついた内部器官が『解放』(正常化)される。 鍼治療の炎症性刺激作用により形成される細胞分解生産物やヒスタミン系の物質は、内分泌系組織や細網内皮組織を刺激することによって身体器官の保護能力を高め、外部・内部の影響に対し適応性を向上させる。 このようにフューイは針鍼術の作用メカニズムの説明において、胚形成の過程における皮膚と内臓の関係形成に関する自らの理論の他に、組織論およびヒスタミンの原理、また『生命エネルギーの循環』の原理を利用した。
 この針による微細な外傷は中枢神経系の支配機能部へ作用する電位を導き出す。この電位は各中枢の細胞レベルで一定の細胞組織を脱分極化する。 現代医学の観点から見ると人体における局所と器官の連携のあり方は多様である。この連携とはリンパ管・血管、そして特に神経系を経由した内部器官的・内部組織的結びつきである。あらゆる連携形態の中でも主要な役割を担うのが神経系である。神経系は迅速な伝達を行い、指向性を持つものである。経絡とはリンパ管・血管・筋肉・神経叢・脊髄・大脳に絡みながら内部器官へと向かう、体内に張り巡らされた伝達経路であるといわれてを従いる。この組織は神経系よりも更に重要度が高く、また系統発生の過程において他の系統わせる高い指向性を持つと考えられている。(ニキーフォロフ、1976)この20年間、世界各国で多くの臨床医師および学術的協力者らは鍼療法の近代化をはかり、技術の発展の実を結んだ。この発展を促進したのは、心臓・脈管系疾患や各種神経系疾患の治療において針鍼・反射療法のメソッドが認められたという事実である。
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